つい最近お客様からのご相談で、こんなことをご相談されたことがあります。

①気になっている人に「いろいろ悩んで、なかなか言い出せない・・・」
②気になっている人に「迷って（何をしていいか）動けない・・・」

の一見よく似たご相談です。

しかしこの問題は実は似ていて異なるポイントがあります。

共通の目的は「意中の人をなんとか射止める！」です。
共通の問題原因は、相手に「良いように思われたい！」ですね。

私も経験があります。こんな時ほど空振りして・・・っとと、話がずれますねｗ

それでは、問題の解説とアドバイスをしていきましょう！

まず最初に・・・①について

①気になっている人に「いろいろ悩んで、なかなか言い出せない・・・」

この問題の原因は、

・「情報不足」

・「恥ずかしさ」（自分の評価が気になる）

等があたります。
（該当各人のケースによって他にも要因がありますが、今回、この方のタイプにおいて主になりそうなものをピックアップしました。）

【解決のアドバイス】
・「情報不足」について

■いつもと「違う話題」をたくさん話しましょう！

「何の話すれば？」も悩むところですが、今回はそれは少し置いといて。
このケースの問題は関係がまだ築けていないときによくおこります。
「何が好きで、何が嫌いか」傾向の情報がないとそもそも話もできません。
そんな時は、まずこちらから何か話す。

・「私は○○に良く出かけますが、○○さんはどこかよく行く場所ありますか？」

・「私はシュークリームが好きで(笑)　〇〇さん、甘いものはお好きですか？」

などなど、何回か行うとお相手の好きな物、嫌いなものがわかってきます。

話すきっかけ、フックがいっぱい見つかってきます。

■話した後は「話題と感想」をなるべく早めにラインやメールで伝えましょう！
初対面や、交際初期は話すことに夢中になったり、緊張して話したことを忘れてしまう事もあります。

「話した内容を覚えてくれている」

これはすごくうれしいものです。

テクニックとしてとらえるのではなく、日ごろの姿勢としてこちらも身に付けて頂けたらと思います。

自分用のメモにもなります。今度お会いする前に見返すなど、有効に活用してください。
お相手との貴重な時間を大事に！

＜お話し中の相手の反応のポイント＞

・目がこっち向く、大きくなる・・・かなり興味があります。

・生返事・・・まず興味がありません。

・髪（女性）、服、小物などをちょこちょこ触る・・・これも関心がありません。

・相手からリターンが返ってくて3ターン以上続く・・・これは関心があるかも。

・何か相手から話題が来る・・・関係の温度が少し高まってきています。しかし、まだ気を許せる状況ではありません。普通よりちょっと上くらい。

・笑う階数が増える・・・いつもと比べて多いようなら関係温度が上昇。初対面ならまだわかりません。明るい人だけの可能性もありますので、話した全体の時間からの割合で判断してください。

・静かに聞いている・・・話題に関心が無くても、あなたには好意があります。（初対面の時はそういう人なのかもしれませんので、あまり過剰に喜ばないで。何回か同じようなら本物です。）

＜お話中の注意ポイント＞
・こちらばかりが話さないように！
反応に気を取られて、相手が聞いているだけの状況にならないように！
「・・・（話題）・・・、ってどう思う？」など、相手に意見を求めると解消できます。
こちらから関係温度を上げたいと思うときは（自分のはなし　7：　相手の話　3）くらいは最低キープしましょう。

・関係温度が低いと思う間は「宗教、政治」などの話題は触れない方が賢明です。
人それぞれですので。主義主張が対立すると収拾がつかなくなります。

・「しってる！」、「うわーすごい！」だけで終わらないように！
往々にして、上記の言葉関連だけを連発すると男性、女性とも異性には嫌われます。
特に関係が浅いうちは。
人付き合いの原則「相手に関心を持つ」がまったくできていないからです。
当然話の成り行きで自分の状態を話すこともありますよね「しってる、しってる」とか。
その時はかならず「自分はこう思うけどあなたは？」的なキャッチボールをしてください。
中途半端なら、反応しない方がまし。ずっと相手の話を聞きましょう！などなど・・・

・「恥ずかしさ」について
【解決のアドバイス】

■人は自分が思うほど自分のことには興味がない！考えていない！
気にせず行動をおこそう！

です（笑）
もじもじくん、もじもじさんの多くは「相手は自分をどう思うだろう」の気持ち、感情が非常に強
い傾向にあります。非常に良い感情なのですが、度を越すとマイナスです。

相手はそんなこときにしてない！いけっ！　ですねｗ
やってしまえば、次から少しずつですが楽にいろんなことができるようになります！

＜注意ポイント＞
・笑顔で！
もしくは明るい文調でアクション
（メールでのことをさして言いましたが、なるべく会った方が良いですね）

緊張は相手も緊張にしてしまいます。せっかくのいい流れが止まってしまうかも。
そうなったら・・・ってまた考えてしまいそうですね。大丈夫。
緊張を誘うのは事実。しかし、
この状況のご相談者は、普段引っ込み思案だったり人見知りだったりのケースが多いので、行動を起こしている時点で「好意をもってしてくれている」ことは相手にも伝わりますから、安心してください。

笑顔の方がもっとプラス効果になるからがんばって！

対応の一部ですが、こんな感じでアドバイス差し上げています。
でも、あれっ、これって仕事でもよく似たシーンが・・・

①気になっている人に「いろいろ悩んで、なかなか言い出せない・・・」

特に初めての相手、同僚やお客様など、お近づきになりたいが・・・仲良くなりたいが・・・
こういう悩みにあたったことありませんか？

私も経験があります。
でも「好きな人に対して」という恋愛感情と「仕事の相手」は違う！
とお思いではありませんか？

いやいや、実はだいたいは同じなんです。

相手を知って、自分をしって行動を起こせば必ず成功する。とか、千里の道も一歩から。とかそのほかにもよくビジネス書には書いてますよねｗ

新規顧客のお相手をするときは、事前に社の情報を集め、担当の話を集め、好きそうな話題を準備して、なるべく笑顔で、目をみて話して・・・
さらに「満足」してもらうためにニーズを上回るプランを用意して・・・

奥ゆかしい上司の方が問題のある部下に対して接する時や・・・

クレームを受ける時に「だーーーーっ」と言われて、お答えする時とか。
（相手の反応をうかがい、中途半端な対応をせず、聴く事に徹して本質を聴き分ける事：情報収集と分析）

簡単に書きましたが、当然それぞれの工程でそれぞれのやり方があります。
でも、【解決のアドバイス】で書いたことは根幹では一緒！

使えるんです！

「婚活で必要な能力は仕事でもつかえる能力」なのです。
仕事でなくてもこれらの能力は人生を豊かにする能力です。

仕事は一日のうちの大半を占めます。ストレスがなくなれば気持ちもあがり、行動する意欲がわき、結果、婚活もうまくいく。

これまでに書いてある解決策などは、聞いたことあるって方がほとんどだと思います。
でも、その知識を当人が使えなければ意味がない！

できるようになるには、知識だけではだめで、

「一般的なやり方」を、その人の個性にあったやり方に変換して、【具体的に】わかりやすく分解し、理解してお伝えする。

そして、大事なのがケースのトレーニング。

大方の相談所のアドバイザーは「一般的アドバイス」だけで終わると思います。
でも、仕方ないこと。

特に若いアドバイザーが多い相談所ならなおさら。

人生経験も少ないでしょうし、転職経験も少ないか無いから悩みの数も限定される。

複数の上司経験もないだろうし、複数の部下の経験も少ないだろうし。
そもそも接してきた「人」の数が少ない。もしくは「お相手マッチング、成婚」だけに特化している。当然ですね。結婚相談所ですから。

要は対応できる「人の問題」の幅がすこし狭いと私は感じています。
当相談所では「結婚」ができる為に当然最大限サポートをすることは当然とし、
さらにプラスして重要視しているのが

「結婚能力向上＝仕事能力向上」→「結婚も仕事も充実！」→「人生が豊かになる」

ということ。
なぜなら、一番お客様が多いのは「働き盛りの世代」だから。
日常の問題は気持ちにもあらわれ、実は結構「婚活」にも影響します。

次回は【相談②　気になっている人に「迷って（何をしていいか）動けない・・・」
についてお話ししたいと思います。

＊【解決アドバイス】はブログ用に当然短縮してます。
ご相談の方の個性、問題の内容に合わせた詳細を実際はもっと行っております。
その点はご了承いただけたら幸いです。