こんにちわ。東京都品川・大田区の結婚相談所「Noble Marrriage Agency（ノーブルマリッジエージェンシー）代表、神原一郎です。
カウンセリングをしていますと実に多くのお悩みに向き合います。

当然のことながら婚活にまつわるお悩みが中心ですが、同様に多いのが仕事中に発生している悩み。
対人関係や評価、直近の失敗したことなど、こちらも多種多様なお悩みを打ち明けられます。それらのお悩みは感情の抑制＝ストレスとなって心を重く、鈍らせています。

問題によっては専門的な知見をもってあたらなければ解決できない事がございますが、このストレスに対しては自分で解決出来る方法もあります。
今回はそんな「ストレス解消法」の一つをご紹介いたします。
その前に、なぜストレスが発生するか？について少しお話ししたいと思います。

 

ストレスが発生する理由

 

「思い通りにならない」時、ストレスを感じますよね。
これは、生きていればだれでも至極当然の事。
しかし、自分なりの許容範囲を超えるとやる気減退や心身の異常、さらにはうつ病などの病気へと発展します。
そうならない為に、人間は感情を抑制するように働くのですが、その感情を抑制することでストレスが発生します。

 

感情を抑制するポイント

それでは次に感情を抑制するポイントについて説明します。
以下のような理由で感情のコントロール・抑制が働きます。

1.物事を合理的に判断しようとするため

感情的に行動してしまうといろんな意味で損をすることがあります。
それを回避するために感情を押し殺し、理性的に判断しようとするため

2.周りの人に良く思われたいため

人間だれしも好き好んで嫌われたくはありません。
非難されたり、悪印象を与えないように自身の感情を抑え好かれようとするため

3.環境にうまく馴染むため

感情の赴くままに行動していれば所属している組織やグループ社会のルールに外れた行動をとり、結果所属できなくなります。
そうならないため

 

一般的なストレス解消法

 

一般的に言われるストレス解消法には、

・スポーツをする
・旅行に行く
・出かける
・買い物をする
・映画を観る
などなど、通常しない、かつ、楽しみや幸福感を得られる事が挙げられます。
これらの方法は「つらい感情を忘れる・上書きする」ことを目的としています。
しかし、スポーツはお相手が見つからなかったり、旅行や他の事も計画すること自体にイライラしたり、お金の事を気にしたりと解消するための行動が返ってストレスを生む場合もあります。

 

そんな時のおススメ「ストレス解消法」

【筆記療法】
先ほど述べた一般的なストレス解消法はある意味現実逃避効果を利用するものですが、今回紹介する方法は根本が違います。
感情を解放することでストレスを解消する方法ですが、近年では心理学的にも注目が集まっています。

＜やり方＞
ルールはたったの３つだけ。

ルール①：１日１５分以上行う
ルール②：静かな場所で
ルール③：誰にも見せない

ストレスの原因となっている事柄や今の気持ちを、上記の３つのルールを守って行うだけで解消効果が得られます。

 

だけじゃない！プラス効果も

この筆記療法を行うことで最大の効果は「ストレス解消」ですが、それだけではなく次の効果も得られます。

追加効果①：状況・自身の感情をより正確に把握できる
こうなっている状況を感情的にならず、順序立てて理論的に整理していくことにより、なぜそうなったか？や自分の奥にある感情を理解できます。

追加効果②：物事の解釈が変わる
冷静に状況を見つめることで、感情的になっていた時には見えていなかった事象が見え、原因の新発見や新たな解決法に気が付き、問題となっている事柄事態の解釈が変わります。

追加効果③：嫌なことに耐性が備わる
ストレスに強い人、そうでない人の大きな違いは、一つにこの耐性が強いか、そうでないかがあります。
簡単に言えば「嫌なことになれている」かどうか、です。
現実逃避して逃げてばかりいては、心の強さが鍛えられません。
この筆記療法を続ければ嫌な事に慣れ、耐性が強くなるため、ストレスを感じなくなる効果もあります。

【注意点】
この筆記療法は「うつ病」を発生している場合には効果がありません。
その場合は医療機関での治療が必要になります。
あくまで防止効果としてご利用ください。

 

おわりに

いかがでしたか？

私も実践済みで効果はあります。
また、当相談所の会員様にも、必要と思う方にはお勧めしてます。
実施された方々は「感情的になっていた時には見えなかった理由がわかったから、前より少しすっきりした！」等、喜ばれています。
一般的なストレス解消法で、いまいち効果が得られない時などは是非一度試してみてください。

ほんとは悩みなんてない方がいいんですけど、なかなかそうはいかないですよね（笑）