こんにちは。
東京都 品川区 大田区の結婚相談所「Noble Marriage Agency」代表の神原一郎です。

高齢者の破産の話を最近よく耳にします。
年金だけでは賃貸の家賃が払えなくなったり、年金額が少ない為が主な理由。
また、補うために働きたくても働き口がなかったり、体が動かなくなった為に働けなかったり。
諸所の理由で破産をする人が年々増えてきています。
しかし、最近では中年の間でも破産、もしくは破産一歩手前の方が増加しているとの事。
某雑誌で４５歳から５５歳までの２００人に現在の家計状況をアンケートを取っていました。
そのうち９割が「厳しい」という結果に。
同誌で年収900万、月収50万にも関わらず毎月マイナス10万の家計簿が掲載されていました。

 ＜ケース補足情報＞
・夫のみの就業。妻は専業主婦。
・子供２人。
・家計簿をつけていない。
・夫婦ともに銀行カードを持ち、不足すれば随時補う。
・ボーナスで月当たりの赤字を補填し、預貯金は３０万程度。
また、奥さんのコメントで「働きたくないので働くくらいなら節約する。それでもだめなら親を頼る。」という言葉が印象的。
この状況に対して専門アドバイザーは「車と住宅費だけで４割を占めているので、売るなどして２割に。それ以外をやっても焼け石に水」とバッサリ。
一般的に見てもっと抑えれることができるような気もしますが、そもそも家計簿をつけていなかったり、使途不明金が多いことから計画的ではなく、ずさんな生活感を受けることは間違いありません。

おわりに

さて、なぜこの話を持ち出したかというとこれからお相手を見つける方、結婚される方にやはり気を付けて頂きたいからです。
高額収入の男性はやはり人気です。すぐに応募が殺到しますのでお相手選びは普通の方よりはるかに恵まれています。会社ではきっとしっかりしてらっしゃるからこそ、その収入なのでしょう。
しかし、家庭がこれでは今後のお仕事の成績にも影響が出かねません。
高額収入の方へ（男性）
・お相手選びの際に相手の結婚観、家庭観をしっかりお互い確認しておく事。
・日々のお金の使い方を見直しておく事。結婚すればそれはもう独身時代のお金の使い方はできません。家族の為にお金を使うために、節約、貯金の癖をつけ、徐々に余暇支出を減らすようにしていきましょう。
・なによりパートナーの女性になんでも言えるように自身も日ごろから有言実行にしておく必要があります。

女性の方へ
・働きたくないから高額収入者を選ぶことはそもそも考え違いです。
家族をより幸せにする為にお金が必要と考えましょう。
子供の為にもっとしてあげたいという気持ちが本気なら働きたくない等は消えていきます。
昨今では順風満帆に見える方が突如リストラ？！なんてことも少なくありません。
普段から節約とお勤めに出れる覚悟は最低限必要かと思います。

あとは、家計簿をつけ現状をしっかり認識し、身の丈に合った生活を送る事を心がければ決して破産はしません。
「愛」には「お金」が必要です。なくても良いという人はほとんどいません。
あっても、使い方がひどくて無くなってしまえば元も子もありませんよね。
これから中年、高年の世代には厳しい世の中にもっとなっていく気配があります。
今からできる事を少しでも始めておかなければ、と節に考えるきっかけにもなる記事でした。