「かっこいい」、「かわいい」、「スタイルがいい」、「男らしい」など異性を好きになるには自分の価値観と照らし合せて合致することで好きになりますが、それとは別にシチュエーションやパターンによって好きになっていく事があります。今回はそれらをまとめてみました。

第１位　「一緒にいる事が多い」

最初は興味が無かったのに、気が付けば好きになっていた。

学生なら友人のグループ、サークルや同じ講義、研究室などが一緒。
会社員なら同じ組織、席が近い、同じプロジェクトチームなど。
長く一緒に居る事でその人を好きになっていく。
「まったく興味が無かったのになんで？」と思うかもしれません。
これには人間の特性が影響しています。
興味が無い、嫌いだった人でも一緒にいるうちに好きになる。
これは心理的要因が関係しています。
概ねこのような場合、人間の心理は「矛盾」状態になります。これを心理学用語で「不協和」と言います。
人はその場合にこの不協和を解消しようととる行動が３つあり、それらを実行して不協和を無くそうとします。
・感情を行動に合わせる。
・矛盾の理由を自身に説明するため明確にする
・行動を感情に合わせる
この最後の「行動を感情に合わせる」が採択されると、
「一緒にいたから好きになる」
という風になり、最初はあまり好きではなかったはずなのに一緒に居れば好きになっていくという流れになっていきます。
少し好意が生まれると、隠れていた良いポイントも目に付くようになり更に好感度があがり、自分に対しての納得感が大きくなる。

意中の人が居る場合は、とにかく一緒に居る機会を増やす事をとにかく心がけると成就に繋がる確率が上がるようです。

 

第２位　「告白されて好きになる」

こちらも非常に多いケースです。
最初はなんとも思っていない人からでも「好き」と言われることから意識し始め、気が付けば好きになってしまっていたということも多いです。
「他の人が好きだったはずなのに、結局告白された人とお付き合いすることになった」
こういうケースも多いです。
この好きと言われた人が好きになる現象を「好意の互恵性」と言いますが、好意を持つ人にはやはり好意で返すようになるものです。

ここからも、好きな人が居る人はもじもじしたり、相手からの出方を待っているのではなく、自分から告白する方が確立が高い場合があります。
悩んでうじうじして、いたずらに時間ばかりが過ぎているようなら、この方法を実行しましょう。
現状よりは確率が高いです！

 

第３位　「トラブルを一緒に乗り越える、立ち向かった時」

一緒に難しい問題に立ち向かったり、達成した時も恋愛感情が芽生えやすく、また成就しやすい。
例えば、女性がストーカー問題に悩んでいる時に親身に相談に乗ったり、解決をする。
一緒のサークルで企画立案、資金集め、運営など人のとりまとめから実施まで一緒に行う。
難易度の高いプロジェクトを一緒に完遂させるなど。
問題を共有し、それに立ち向かい、完遂すると同じ目線、同じ考え、同じ情報を共有することにもなりさらに関係は近くなります。
また、この際、男性がリードするシーンなどを目の当たりにすると尚頼もしく感じ成就しやすくなります。

 

その他の好きになりやすいシチュエーション

その他、「周りから反対されている相手に恋心を抱く」ことも好きになりやすいシチュエーションと言えます。
しかし、これは「相手が好き」にはかわりないのですが、「周りから反対されている自分」に酔っている事もおおく、この場合、付き合えたとしても長続きしない可能性が他よりも高いです。

もう一つは「危機的状況を一緒に乗り越えた後」も恋愛成就しやすいシチュエーションと言えます。
映画やドラマみたいなあれです。

「吊り橋効果」とも言われ、一緒に危機的、恐怖体験をした時に恋愛感情が芽生え、付き合うといったものと同様。
「場のチカラ」が「好き」という感情より上回って「自分を守ってくれる、助けてくれるからこの人が必要」という感情が多くなり錯覚を起こすので、このシチュエーションの場合は冷静に一回自分を見つめなおすことをお勧めします。
尚、吊り橋効果に関しては一緒に遊園地でジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入る等で同様の効果が得られる場合があります。
極度の興奮状態に陥る事で場を共有したことにより恋愛感情が芽生える可能性が高くなるからです。

 

まとめ

「好き」になりやすいシチュエーションを今回はまとめてご紹介いたしました。
これから恋人関係になりたい意中の人が居らっしゃる方は、こういう機会を演出する、もしくは現在そういうシチュエーション中であればもっと距離を近くする行動を起こせば、通常よりなお交際に発展する可能性は高くなるでしょう。

「機」を大事にすることも恋愛には大事な事。
是非、ご活用ください！