今回は前回からの続き、後半。
2つ目の婚活中のお悩みケースについてです。
①気になっている人に「いろいろ悩んで、なかなか言い出せない・・・」
②気になっている人に「迷って(何をしていいか)動けない・・・」→今回はこっち!
さて、同じような悩みですが、似て非なるものということで、前回から2回に分けてお話を
してまいりました。
(*該当各人のケースによって他にも要因がありますが、今回も、
この方のケースにおいて、主になりそうなものをピックアップしました。)
原因.1 : 対象の「情報不足」
は、今回も該当します。(アドバイスの一例は前回をご参照くださいね)
でも、この方の場合①の方(30歳代の女性。すこし引っ込み思案)と決定的に違うのが
行動力は高い点。
趣味もジョギング、旅行、登山などなど、結構アクティブ。
気になってきた男性の前で上がる点は両者とも共通ですが、とはいえ、
私がお会いしてみた感じ、容姿も含め異性とお付き合いがすぐでき、ゴールインも
早いタイプの方です。(今回のご相談者の方も30歳代女性の方です。)
なのになぜ・・・
「いろいろ悩んで、異性にはいいだせない、積極的に行動できない・・・」
いろいろ、お話をお聞きしていきました。
・・・
・・・
・・・
だいぶわかってきました。
色々とポイントはありますが、①の方とは決定的に違う主たるものを上げます。
■過去の恋愛の失敗経験が足を引っ張っている
相手にいろいろ話して、仲良くなってきたなーと思っても、なぜか突然離れて行ってしまう。
(ご想像してください。この一文にはすごく色々な事象がはいってます。)
でも、それは表層の問題で、その中でも核心のポイントは
原因.2 : 完璧を知らず知らずに求めている事
ご本人はお気づきになっていないようでしたが、
「言葉の節々にすこしトゲ」がある。
それほど、きつく、強い言い方でもない。
でもお相手は少しずつボディーブローを食らっていたんだと思われます。
【解決のアドバイス】
■「まーえーかっ」のススメ
私は西の方の出身なので「まーえーかっ」となりますが、東の方なら「まっ、いいか」かな?
お相手と接していて、
・「もうちょっとちゃんとしてよ」
・「なんでできないの?」
・「こうすればいいのにっ!」
このような類似の感情が湧き、言っていまいそうになったら、
とにかくまーいーかって「声に出して」言ってみてください。
「相手は自分と同じじゃない」
このことを思いだし、「まーえーかっ」って。
自分も、「自分よりできる人」からみれば同じように思われます。
それを口に出すかどうか。これがポイントです。
まず、すぐに口に出さないようにする。
その為に、「まーえーかっ」を代わりに口に出すことで緩和させましょう。
*私も何度も救われている言葉ですw
人は「弱点を指摘されたときにとる行動」が決まっています。
「恭順」か「敵対」です。
「恭順」は素直に受け入れ、改善する事。「敵対」はその通り、敵になります。
実際の行動として現れる現象は人それぞれですが、きっちりこの二つに感情レベルでは
別れてしまいます。
言ってしまって、「恭順」になればいいですが、「敵対」になってしまったら、
けっこう改善には時間がかかります。
関係温度が低いうちは、ほぼダメになるでしょう。
今回もこのケースに該当します。
でも、ほぼ「恭順」にすることも可能です。
それは、この問題の二つ目のアドバイスにもなる
■認められる状態になろう
人それぞれ、個人のメガネをもっています。ここでいうメガネとは価値観だったり、
いま見ている方向、興味がある方向など。
そのメガネで見ているものからの話しかしないし、聞かないものです。
おおきいメガネをかけていれば(興味の幅、視野の幅がひろい)、相手の些細な事は
きにならないし何ら問題はありません。
そういう方はそもそもこういう事が問題と感じません。
完璧をもとめてしまって、相手の所作がきになってどうしようもない時に
どうやってや「認められる状態」にもっていくか。
【具体的行動のアドバイス】
①相手が好きなものに関心をよせる。
何が言いたいかというと、「好きな相手の言うことなら黒でも白になる」ような
状態にするためです。
この状態になれば、指摘しても「恭順」につながります。
先ほども述べたように
「人は自分の聞きたいことしか、聞かないし、言わないもの」
だから、興味があるものにこちらが近づきましょう。
あなたは「興味」がなくても「関心」は寄せられる。
もともと興味がないものをいきなり「大好き!」は無理ですよね。
でも、「相手が好きな事を話す」、この行動だけでも「関心」は表せます。
まずはそれだけでもいいんです。
*野球が好きなら「選手の名前」をだしてみるとか、アニメが好きならキャラクターの
名前をいってみるとかw詳しくなくてもいいんです。そこからきっかけになる。
「価値」が認められることはすごく相手にとってうれしいものです。
②「指摘したいこと」を実際やってみせる
<注意ポイント>
・見せた後「ほら簡単にできるじゃん」など、余計な事は絶対言わないこと。
この余計なひと言があると「おまえだからできるんだよ・・・」と逆効果に。
相手が「あれ、これできるんだ」と気付いた時に、「けっこうこれ大変だわ」
「ここが、たまたまできたから、でも今度一緒にやればもっと簡単かも」
など、あかるく楽しくいいましょう。
まずは、ここから改善していってみましょう。
「人はコントロールできないが自分のコントロールはできる」
まずは自分から変わりましょう。
極端はだめですよ 長続きしないし、引かれるかもw
少しずつでいいので(^O^)
「人 対 人」の問題は「一回の改善作業でよくなる」ことは絶対ありません。
こつこつ続けてください。その人を本当に手に入れたいならば。
余談になりますが、この方の悩みの中に「同僚の女性」との悩みもありました。
ポイント要約
・自分の仕事は「流れの処理の一部を受け持つ」、
悩みの対象者は自分の前処理に位置する女性
・前はそれほど仲が悪くもなかったが、最近は話さなくなってきまずい。
理由はミスが多く、反省の色もない。
常に接点があるので心苦しい。
これも解消は結構大変ですね。
仕事においてこの手のお悩みは結構受けました。
仕事上の問題は「実務レベル」、「相性」、「組織風土から」、「仲間の意向」
など複数要因が絡み合っている事が多いです。
一つに限定することは難しいですが、
今回のご相談者の場合だと、お話を伺っているときの態度や、発言の内容から察するに
少し「トゲ発言」が知らず知らずに出ていることが予想されます。
それも要因の一つであることは間違いありません。
思っていると、どうしても自然とどこかであらわれるものです。言葉でなくても、
視線、態度など。
本質は似てますよね。仕事の問題もプライベートの問題も。
婚活で頂いていたご相談ですが、今の悩みを解決することができれば
多少なりとも職場での悩みも改善に向かうと思います。
今回のアドバイスをまずは悩みのある現場でもやってみましょう。
望む形にはすぐ届かなくても、少しずつでも続ければ絶対効果はあります。
仕事の場合は「受け持つ内容が違う」ので、必ずしも自分が相手の業務に精通
しているとは限らない。
その通りやって見せることができません。
そんな時は、
「間違えている問題」を一緒に見てあげてください。
話を聞いてあげてください。
それだけでもうれしいものですから。
一緒に解決のヒントが見つかれば尚、うれしい!
→「ま、いっか」と一呼吸。
&「指摘ではなく関心を」。まずはここからo(^-^)o
おっと、これの改善アドバイスまで話し出すととんでもないことになりますねw
やーっぱりあつくなっちゃいましたね。
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
今回はこの辺で。
【Noble Marriage Agency 代表】 : 会員様のお相手探し、カウンセリングやご提案などの婚活サポートだけではなくお仕事上の悩みや人生においてのアドバイスも重視してサポートしています。
20年以上の人財育成経験の他、一部上場企業での経験、転職、独立の失敗と成功の経験、部長等各マネジメント経験、営業、企画、人事、事業戦略、マーケティング等各種業務の経験を元に【成長できる婚活ライフ】をコンセプトに、「あなたに最適な婚活アドバイスと人生のプラスアドバイス」をご提供させて頂いております。