こんにちは。東京都品川区・大田区の結婚相談所「Noble Marriage Agency(ノーブルマリッジエージェンシー)」代表、神原一郎です。
これから婚活を始める方で家やマンションの購入を検討している方も少なくありません。
年齢的にも「そろそろ・・・」と考える時期でもあります。
かなえたい夢でもありますよね。
そこで今回はこのテーマについて、実際の婚活サポートの経験から答えをお伝えしたいと思います。
Contents
ズバリ! 購入前と後のどちらが良いか?
まず答えからお伝えします。
【購入前に婚活を始めた方が良い】
弊社でこれまで「家・マンションを持った状態で婚活を始めた方」と「持っていない状態で始めた方」の実際の婚活結果からの一つの答えです。
もちろん全員が全員、持ち家派がダメなわけではございません。
お相手を見つけて結婚されている方も多くいらっしゃいますのでご安心ください。
ただ、「家・マンションを購入前の方」の方が既に持っている方に比べて成功までの期間が短い。
つまり早く成婚退会する傾向があります。
一見、家という人生で一番大きな買い物というべき偉業を成し遂げているので、婚活も早く上手く行くと思われがちですが、一概には言えないのです。
では、「なぜ、マンションや家を先に買った方々が購入前に婚活を始めた方々より成婚率が劣ったり、成婚までの期間がかかってしまうか?」について次にお伝えしたいと思います。
なぜ、「持ち家派」は「持っていない派」より結果が劣るのか?
(マンション・家を購入されている、もしくは家を既に持っている状態で婚活をスタートするのは男性会員様が圧倒的に多いです。
しかし、本内容については男性も女性も同じですので、これから記す内容はご留意いただけたらと思います。)
まず、マンション・家を購入している人や既に家を持っている人のプロフィールを見た時、見ている人は何を考えるか?
●残債(借金)はいくらあるのだろう?
●所在地はどこだろう?
●広さは?どんな間取りなんだろう?
これらの事を主に考えます。これからパートナーとなる候補者の事ですので、当然の考えです。
多数の候補者と同じテーブルに載ったとき、上記の疑問が発生している場合すぐに疑問が解消されない。
それよりは疑問点が少ない候補者の方が悩む必要がない為、持っていない人に比べると他の候補者との比較選別段階に入ると落とされてしまう傾向がやや強いのです。
結果として、「持っていない派」より婚活の成果結果が劣ってしまう、という事に繋がっています。
「そんなこと言ったって買ってしまったものはしょうがないでしょう!!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
大丈夫です。先述のとおり、成婚退会されている方も多くいらっしゃいます。
次に既に家をお持ちの方がしなければならない事、つまり「持ち家派」が成功する為の秘訣をお伝えいたします。
「持ち家派」が成功する為の秘訣 ~準備段階~
「既にマンションや家を持っている」という事は変更不可の固有ステイタスです。この事実は変えられません。
あなたをライバルと比較検討している側が持っている疑問、懸念を払しょくするようなアクションが必要です。それでは具体的に見ていきましょう。
●プロフィールの書き方に「もうひと手間」加える
ほとんどのプロフィールはいわゆるテンプレに沿ったものが多い。
「性格」「仕事」「趣味」「結婚観」などがそれに当たります。
これだけでは正直「ダメ」。この書き方だとよほど容姿端麗か男性は高所得の場合以外は比較段階で外されるでしょう。そこで、
・家を持っている事が相手にプラスになっている内容を付加する
例えば、
1)購入の際にはパートナーの方の衣類や大切な物を安心して整理・収納ができるよう収納が多いところを選びました。
2)かわいい猫が居ますので、一緒に快適に過ごせるよう間取りは広々としたものを選びました。ぜひ一度遊びに来ていただけると嬉しいです。
3)特段料理が得意というほうではないですが、将来のパートナーの為にキッチンは広々とした収納力のあるアイランドタイプの物を選びました。料理もお手伝いの邪魔にならないようにがんばりたいと思っています。
4)趣味の時間が大事と私も考えていますので、部屋数の多いものを選びました。お相手の方もゆっくりと自分の時間を楽しんでいただけたらと考えます。
などなど、お持ちの物件の魅力ポイントをお相手の事も考えながらお伝えする内容を付加すると良いです。
もし可能なら下記の旨が書けるのならさらに良いです。
5)居所について、場合によってはお相手と相談の上、所有物件を賃貸へ転換することも検討します。まずは懸念点がございましたらお気軽にお伝えいただければと思います。
「持ち家派」が成功する為の秘訣 ~交際段階~
ライバルとの選抜を勝ち抜き、お見合いにも成功し交際開始へ。
そんな時にやっていただきたいポイントが下記です。
1)お相手の結婚後の生活についての希望を伺う
結婚後にお相手はどんな生活がしたいか?をお聞きします。
仕事はどうするか?それに伴っての住む場所はどう考えているか?余暇をどう過ごす?趣味はどうしたい?などなど、
一緒に生活する上でお相手がまずどう考えているのか?の情報を集めましょう。
2)相手の話を聞かずに自分の事ばかり話さない
よく、話を聞いてるつもりが気が付けば自分がずーっとしゃべっているケースがあります。
こうなると、「家」がどうのこうのという状態ではなくなります。あなた自身が嫌われてしまう可能性がありますので気を付けましょう。
3)最初から自分の希望ばかりを言わない
上記に類似しますが、さらに悪い行動です。
「すでに家があるから、こっちで一緒に住めばいいよね」
こういう風な自分の意見中心の話し方だと100%ダメになりますので気を付けましょう。
意見を聞いたうえで、お互いがWin&Winになるように進めないといけません。
4)相手の趣味や考え方に共感を示す
「持ち家派」だろうが「持ってない派」だろうが関係なく、それ以前に大事な事です。
もしお相手が疑問を持っていたとしても、「共感ポイント」が多ければ不安より好意の方が上回ります。
5)一度「物件」を見てもらう
百聞は一見にしかずです。交際が進み、デートについてもお相手が前向きな姿勢を見せているようなら、一度「お家デート」にお誘いしてみましょう。
その時に「実際見てもらって意見も聞きたいから」旨もちゃんと伝えましょう。
6)現在の持ち家について、お相手の不安について代替え案の準備や一緒に考える姿勢を示す
できればお家デートが終っているか、お家デート終了後の連絡の際に、「正直なところどう思っているか?」についてお尋ねしてみましょう。
「肯定的な意見」と「否定的な意見」どちらが出てくるかわかりません。
この点はお相手の性格にもよります。
包み隠さず言うタイプや遠慮して本音とは違っても相手を気づ付けないように言うタイプなど、様々な意見が出てくるでしょう。
ここで大事なことは「意見の内容」ではありません。
意見を聞い後に可能であれば「住む場所を【一緒に】どうするか決める」という旨の言葉を伝える。そういう姿勢を示すのが良いでしょう。
おわりに
今回は婚活を考える時、「家を買う前に始めた方が良いか?」「家を買った後始めた方が良いか?」のどちらが良いかという点にクローズアップしてお話しさせていただきました。
私的な結論は「婚活を始めるなら、家を買う前の方が良い」という結論ですが、あくまで家を買うかどうか迷いつつ、婚活もしたい!とお考えの方に宛てたメッセージです。
もし購入済みの方も全然ダメではないですからね。
要は「婚活のやり方(発言・行動)」に気を付ければ問題なし。
「お相手へどれだけ気遣いのある姿勢が示せるか」
これが大事。
自分にあったやり方をすれば大丈夫です。具体的な行動で分からないことなどがあっても安心して下さい。全力でサポートいたします!
今回はこの辺で。
【Noble Marriage Agency 代表】 : 会員様のお相手探し、カウンセリングやご提案などの婚活サポートだけではなくお仕事上の悩みや人生においてのアドバイスも重視してサポートしています。
「人」に携わり25年以上。人材育成経験の他、一部上場企業での経験、転職、独立の失敗と成功の経験、部長等各マネジメント経験、営業、企画、人事、事業戦略、マーケティング等各種業務の経験を元に【成長できる婚活ライフ】をコンセプトに、「あなたに最適な婚活アドバイスと人生のプラスアドバイス」をご提供させて頂いております。