例えば・・・
「あの服かわいくない?」
「うん、かわいい! Aちゃん似合うんじゃない?」
ごく普通によくこんな風に会話されています。
「疑問形の掛け合い」。
男性からはなかなか理解できない会話の仕方ですが、女性にとっては当たりに通じ合います。
なぜ女性は疑問形を使うのか?
これには諸説ありますが、日本固有の女性に対しての文化形成が影響しているといわれています。
「女性は奥ゆかしく」
「おしとやかに」
など、女性が強く自己主張することにあまり肯定的でない日本独特の伝統的なものも影響しています。
それ故に自己主張をはっきりする女性について「わがまま」とか「女らしくない」という見方がされやすい。そんな影響もあって女性は基本的に対立しやすい断定的な言葉づかいではなく、相手にゆだねるような言い方を使う傾向が増え、その一つが「疑問形」という訳です。
最近では女性の自己主張自体は当たり前の事でそれほどとやかく言われない時代にはなってきていますが、このスタイルは昔も今も変わっていないようです。
「強い女性」と言われる方でも口調は強い口調でもやはり疑問形は出ていますよね。
男性との会話では「疑問形」は不都合
男性は言われたことに対して真に受ける特徴があります。
だから、女性は同意してもらいたい自分の意見として「かわいくない?」と表現しても、男性には「聞かれている」と判断されます。
「かわいい」と返事が返ってくればいいですが、聞かれている男性としては意見をストレートに述べてしまう為時としては意に反する答えが。
「そうかー?」などが返ってきてむっとするなんてことはこういう理由があるからです。
女性同士なら、ほぼ「かわいい!」って返ってくるでしょうね(笑)
<男性の方へ>
これを見ていらっしゃる男性の方へアドバイス。
女性の疑問形の裏には聞いている事の【肯定】の意を求めています。
うっかり本音を言っちゃうととんでもないことになりかねない(笑)
例えばこのように言い方を変えて真意はつたえましょう。
例)服選びのシーンで
女性:これかわいくない?
男性:(これはちょっと・・・ちがうかも・・・)
男性:かわいいね。でも、こっちのほうがもっとかわいいし似合うと思うよ。
etc..
女性は時と場合によっては表現方法を変えて伝えましょう
特にビジネスシーンにおいては「疑問形」での表現は不利になります。
男性、女性関係なく、中心には「ニーズ、優位点、提供の仕組み、メリット」等「理論」が存在し、それをわかりやすく簡潔に伝え、判断する必要があります。
そういうシーンで「疑問形」の連発は「自信がない」ように取られたり、相手にゆだねてしまうのでこちらの意に反する条件を提示されかねません。
「○○はこれでいいと思いませんか?」より、「○○はこれでいいと思います。いかがですか?」の方がより信頼感が出ます。
よって、女性は「ストレートな自己表現」をできるように常日頃からその訓練もしておきましょう。
例えば・・・
「私はこれがかわいいとおもうなぁ」
「これもいいけど、○○ちゃんにはこっちがいいと思うよ」など
口調と言い方を少し変えるだけ、ストレートな表現でも衝突は起こりにくいので。
「あ、私疑問形が多いかも・・・」と感じた方。
すこし疑問形をやめて、ストレートに話すようにしてみましょう!
そうすることで、彼氏から帰ってくる言葉でイライラすることもなくなりますし、お仕事でも周囲に伝わりやすくなりますので成果も好感度もあがります。
是非お試しください。
【Noble Marriage Agency 代表】 : 会員様のお相手探し、カウンセリングやご提案などの婚活サポートだけではなくお仕事上の悩みや人生においてのアドバイスも重視してサポートしています。
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