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「なんで話してくれないの?」その理由と対処法

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「なぜ話してくれない?」男が喋らない理由と対処法

「なんで話してくれないのか?」
「ちゃんと言って欲しい」
女性のご相談者からお付き合いしている男性に対して、このような悩みをお聞きします。

付き合う前や付き合い始めは今と比べて良く話してくれた。
おしゃべりではなくても、話してくれた。

決して浮気や女の影があるわけでもないが、会話が少なくなって何考えてるかわからない。
だから不安になってしまう・・・
相談いただいた方の今の気持ちとして多いのはこのような感じです。

もう一つの傾向として上がるのはこのカップルのタイプ。
男性(真面目、愚直)×女性(活動的、外交的)
男らしさに惹かれて好きになった。
このようなセットの時にご相談いただくことが多く感じます。

それでは今回の「なぜ何も言ってくれないの?」を紐解いていきましょう。

男があまり喋らない理由

大きく分けるとこのようになります。

1.教育や社会通念による
2.あなたに対しての安心感から
3.ストレスや悩み事がある場合

「1.教育や社会通念による」について
男は小さい時から
「一人で頑張れ」
「弱音を吐かない」
などの教育を親や学校など、また社会コミュニティーの中で受けてきています。
必然的に「寡黙」になっていく。
「多くは語らず、弱音を吐かずに一人で乗り切る」事が男の美学的と認識している所もあります。

「2.あなたに対しての安心感から」について
言葉の通り、あなたに心を許しているからこそ、多くを喋らなくても「分かってくれる」と思っています。
だから付き合いが長くなると会話も減ってくる。
女性にとっては物足りないと思うかもしれませんが、「あうんの呼吸」のようになってくる事はむしろ良い傾向と捉えてもいいかもしれません。(女の影とかが無いならば)

「3.ストレスや悩み事がある場合」について
この場合のストレスや悩みとは「仕事」や自身の「成長、目標」についての悩みを指します。
男は「シングルモードの脳」と言われるように、基本的に一つの事しかできない脳の仕組みをしています。ですから、考える事が多い問題、やる事が山積みになっているような状況の場合それに集中する為、ますます一人の世界に入る傾向があります。

女性にはわからない感覚かもしれませんが、男の性質をまず理解しておく必要があります。

 

話の在り方が男女で違う

話の在り方においても男女では大きく違います。
女性:考えが整理できないからこそ話す。
男性:考えが整理できているから話す。

男性からみれば女性の話は「とりとめがない、長い、ぽんぽん話題が変わる」という風に映ります。
だから男性がポロっと一言。
「で、何が言いたいの?」
などを言った日には「ギャーーーーー」っとなるわけです。
対して女性から見た男性の話は「うんちくが多い、説教じみてる、短い」等の印象を受けます。
これは男性の会話は論理的な事である事と必ず結論を欲しがるが故にそう聞こえます。
女性が男性に相談をした時、男性の心理としては「何とか解決してあげたい」と思うが故に「論理的、説教的になる」のも頷けるところ。女性はただ聞いてほしいだけなのに。

先ほどのストレスや悩みがある男性は「解決できない状態」にあります。
つまり、論理的に自分が整理できていない。しかも、シングル脳だから一つの事で手一杯。
だから話せないし、話さなくなっているのです。

この状態が女性から見ると「何も話してくれない」に映っています。

良い対処法

その前に「NG対処」を述べておきます。
<NG対処法>
・「なんで話してくれないの!」
 「話してくれないとわからないじゃない!
など、話す事を強要、急き立てるようなことは絶対NGです。
天岩戸ではありませんが、話せといわれると話したくない!となってしまいます
気持ちは分かるのですが、こう言われると男性は、あなたの事を「口うるさい母親」とイメージしてしまい、あなたを女性として見なくなります。
それに、「今こっちはこっちで忙しいんだ!」と敵対してしまいますので、ますます喋らなくなり、距離が開くことになります。

<良い対処法>
①基本的にそっとしておく
「分からないから聞いてるのに!」と思うかもしれませんが、これは結構大事な事。
男性同士で「悩みや落ち込んでいる人」に対しての対処はこれが最も多いのも事実。

②褒める&相手からしゃべりやすいように
例えばこんな感じで
「何かあった?○○はできる人だから大丈夫だと思うけど、話したい時は言ってね」
男はプライドの塊、弱音を基本的には吐かないし、見せたくありません。
このように言われると、プライドよりも「あなたは私を心配してくれている」の気持ちが上位に立ち、話す事を優先するようになります。

③要求ではなくあなたの気持ちを伝える
例えばこんな感じで
「聞いても何もできないけど、力になりたいと思うから・・・」
「悩んでるあなたを見るのは、とてもつらいから・・・」

こんな風に言われると、男は「俺が彼女を心配させている」と思い、彼女を心配させまいと心を開いていきます。

おわりに

男性と女性とでは「質」が違うことを念頭において対応することが大事です。
知っていれば、「何もいってくれない!」と怒る事も少なくなるでしょう。

その上で、「相手の立場になってみる」と自ずとあなたの態度も変わり、お相手の男性も適時話すように努力します。
このような問題に遭遇したら、是非お試しください。

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