口数が少ない人と会話を続ける方法

口数が少ない人と話す時にまず気を付けなければならないのがこれ。
質問攻めにしない事
何とかきっかけを作りたいという気持ちから、いろいろ聞いて突破口を探ろうとしますが、これは逆効果の時が多い。
誤解をしないでいただきたいのは「質問」は非常に良いこと。
質問をした後「そうですか。」だけで終わって次の質問をまたする。
こういう風に聞いたお題を少しも膨らまさずに質問ばかりをして間を埋める事はNGです。
口数が少ない人と話す時は、まず無難な話題を投げかけ、相手から話し始めるまで待つことが大事です。

話題について

話題について悩むことが多いと思います。
まず、NGワードから
・年齢
・細かな住所や細かな出身地
・宗教、政治
話の流れで始まるなら良いですが、これらの話は最初から切り込むことはやめましょう。

相手の事が全く分からない訳ですから、最初は無難な話題が良いですね。
・天候、気候：過ごしやすくなりましたね。
・時事ネタ
・旅行
・趣味
・おいしい、素敵なお店
・最近の自分の出来事
このあたりからお話しすることをお勧めします。
趣味のジャンルは実に様々あります。
健康法、ドラマ、映画、ガーデニング、家庭菜園、釣り、自分の興味あるものは熱が入りますし、向こうからの質問にもゆとりをもって答えられます。

話す時はまず自分の事を

話す時に気を付けたいのが、「質問」から入らない事。
例えば
「サッカーはお好きですか？」
から入るのではなく。
「私は小学校からサッカーやってることもあって、サッカーファンなんですよ。日曜日は子供と一緒に近くの学校のグラウンドで・・・・」
と自分の事を話して、それから「○○さんはいかがですか？」とつなげる。
もし、「いや私はサッカーはしないんですが、試合はテレビでたまに見ます。」とあまり興味が無くてもここからTVの試合の話や、少年時代のあこがれはキャプテン翼だったとか、サッカーを軸に話をいろんな方向へ展開することもできます。
サッカーにぜんぜん興味が無い反応が返ってきた場合は、「○○さんは、なんかされてます？」でもよい。
とにかく「自分の事を少し話してから」が大事です。

会話を更に楽しくするために

上記のように会話が繋がり始めると、更にもっと弾ませましょう。
その有効な方法は
自分の失敗談を織り交ぜる
先ほどのサッカーを例にするなら、
「実はサッカーで事故した事もありまして、入院しました。大技のオーバーヘッドキックにあこがれて、そうそうキャプテン翼にも出てきたあれ。あれやって頭から落ちて意識失ってしまって(笑)たいしたことなかったんですが、試合中だったんでそれはもう大騒ぎ。今でも仲間内ではネタで使われますよ」
このように、題材にまつわる失敗談は笑いを誘い、会話が楽しくなります。
また、失敗談はお相手の緊張をほぐし、心の壁が低くなりますのでお相手も失敗談なんかを話してくれるようになります。そうなってくると更に会話が楽しくなり、続いていく訳です。

まとめ

如何でしたでしょうか。
・質問攻めにしない事
・NGワードで話をしない
・話すのは自分から
・失敗談を織り交ぜる

口数の少ない人や初対面の方と話す機会はいつ、どこで起きるかわかりません。
これまで、うまくいかないなと感じていた方は本記事でご紹介したやり方をぜひお試しください。

「次、なに話そう・・・」と考えながらしゃべるのではなく「相手のお話しに興味を持つこと」は言うまでもなく忘れないように。