ワクワク・ドキドキ、胸躍らせながら迎えるお見合。
事前にもいろいろ勉強していきますよね。

座り方、表情、言葉づかい、ファッション、時事ネタの収集などなど。
それらを駆使して、お相手に気に入られるように努めます。

行く前には「これとこれとこれを話して、これをきいて・・・」などなどいっぱいいろんなことを考えて臨むものです。
人によって度合いは違いますが、緊張するし、思ったことの半分も言えなかったらり、思い描いた態度ができなかったりします。

実はその他にも重要な事があります。

それが、

お見合の最後に意識して行う事

これは仕事の営業で言うところのクロージング。

当然、提供する商品（あなた）の力も関連しますが、最後の印象は非常に重要です。

商品力が拮抗している場合はちょっとしたことが決め手になるもの。

商品ならパッケージや文字など静的な部分だけですが、人間のあなたが商品の場合はポイントはたくさんあります。

言い換えればいっぱいプラスをお相手に合わせて柔軟に作り出すことが可能なわけです。

こういうと、そんなにいっぱいできないよ。。。とお思いかもしれません。

でも大丈夫。いっぱいはいらないし全然難しい事ではありません。

【最後に意識する事】

・お相手に気持ち良くなっていただく ・良い心証を与えてお別れする

【具体的な行動例】
・しっかりしたお辞儀とあいさつ
したか、しないかわからないようなお辞儀では意味がありません。
男性ならびしっと。女性でも３０度くらいの視認できる角度はされた方が良いです。

・笑顔

これも実はできていないことが多い。

まだ打ち解けきれていない事もあってか、最後に「真顔」に戻る事があります。
そうなると今まで作り上げてきた「楽しい方」・「いいかも」ポイントが台無しになります。

【プラスアルファ】

先ほど述べた「人間のあなたが商品の場合はポイントはたくさんあります」についての事。
お見合の会話中に出てきたたのしい共通のポイントがあれば最後にもう一度アピール。
例えば映画の話で共感して盛り上がったなら「今度ご一緒に観た後、またお話ししたいですね」や、旅行の話で盛り上がったのなら「今度お話しできるならあの写真を是非お見せしたいです。」など、突っ込み過ぎず、さらっとした、でも「あなたにもう一度お会いしたい」事をお伝えする

まとめ

今回は案外できてそうでできていないお見合いの最後に意識して行動することをお伝えしました。
お見合に臨むとき、自分が「ああしよう、こうしよう」とばかり考えがちです。
大事な事は最後に「お相手が楽しく、気持ちよく感じれたか」。
これを意識し大事にしてください。

自分の事ばかり考えていると「お見合をする事」が目的になります。

目的と手段が入れ替わっては本末転倒。

これはお仕事でも同じ。伝える事ばかりに夢中になってしまってはお相手から良い成果を得られません。
楽しく・信頼されることがお見合・仕事でも重要です。

「はっ！」と気づかれた方、これから商談やお見合に臨む方は是非ご参考頂ければ幸いです。