今回は中国最古の歴史書と言われる「書経（しょきょう）」、別名：尚書（しょうしょ）より名言を。

書径からの名言

功の崇きはこれ志、業の広きはこれ勤

大仕事を成し遂げるためには「志」をまず立てる事。

素晴らしい成果を残すためには力を尽くして勤め励む必要がある。

現代のお勤めされている方々に当てはめて考えてみましょう。

この言葉、当たり前と思うこともありますが、実際日々を顧みてどうでしょう。

一所懸命、真面目に働いているはずなのに成果が出ない・・・

大きな仕事をやり遂げた。しかし、なぜか心が浮かない・・・

ハッとしませんか？

「何のためにやってるだろう」を忘れていること。

日々の忙しさに埋もれてしまって大事な事を忘れていることがありませんか。

日々忙しい仕事。生きる為には必要な事です。

ほとんどが大小組織の中でお勤めされていると思いますが、組織の中で働くということはトップの大きな「志」を全うするために各セクションによって意義・役割が定められるもの。

そしてそのセクションの各人がトップの志の細分化された意義・役割を勤め、素晴らしい組織の「志」の達成となる。

この志を忘れて、いくら頑張ってもお客様や評価者（上司）からよい評価を得られません。

結果、偉業も功績も得られない結果になってしまいます。

さらに、言わせていただくと

「あなたの人生の志は何か」

これが無いから、いくらやれども充実感が得られない感覚を受けます。

ただやみくもに時間を費やしているにすぎません。

かけがえのない時間の一つ一つがあなたの人生成功につながる為に、今一度、あなたの「志」とは何か？を考え直してみてはいかがでしょうか。