知人、友人、また最近なら配信したSNSを閲覧されている方などから苦言・忠告をされてイラッとする時が誰でも一度や二度はあるでしょう。
私も例外ではありません。
私も若いころを振り返ると(30際くらい)までは「なんであなたにそんなこと言われなきゃならんのだ!」とイライラしたり、時には真っ向から呈してきた相手に口論を持ちかけたりしていた時期がありました。
自身が考え抜いて、またやってきたことを元に行動を起こしていることに、何も知らないあんたが何を偉そうにいってるんだ!と。
そんな時に出会った言葉がこれ。
カール・ルートヴッヒ・フォン・クネーベルの言葉
「忠告を受け入れられる者は、
忠告を与える者より優れていることがある。」
クネーベル(1744年から1834年)はドイツの作家であり、ゲーテと同時期の人。
ゲーテにも「物の本質について」などで大きな影響を与え、数少ない親友だった方です。
彼のこの言葉が私を我に帰してくれました。
違う方からの意見は自分と違う視点での意見。自分に無い意見です。
人の意見・忠告を受け入れられるという事はそれだけ新しい知識・情報・経験が手に入るという事。
そんな大事な事を当時の私は、私の自尊心が台無しにしていました。
否定的、苦言、忠告を言ってくれる方に反論ばかりしていては自分が進んでいる道が本当に間違っていても気づかず失敗に突き進むことになります。
また、うまくいっている時もアドバイスのおかげで改善ができ、更に良い成果も得られることができるのです。
当然のことながら、呈してくれる事の全部が全部が正しいとは限りません。
それでも他社の言を受け入れることにより、今回は当てはまらなくてもその方は「こいつは人の話をきくやつだ」と認識していただけるので、同じようにまたアドバイスをくれるでしょう。
そういう姿勢で臨めば人にも好かれ、人がまた人を呼び素晴らしい力になります。
真摯に受け止める事に意味がある。
私は彼の言葉の深さに感銘を受けました。
仕事では上司、同僚、時には部下やお客様から忠告や苦言を呈されることもあると思います。
結婚相談所で婚活されている方も担当のアドバイザーからカチン来ることを言われるかもしれません。
そんな時は彼のこの言葉を思い出して、まず真摯に受け止めお相手に感謝する。
ご自身の成長の大事な言葉と受け止めてみてはいかがでしょうか。
きっとプラスに繋がります。
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