こんにちは。
東京都 品川区 大田区の結婚相談所「Noble Marriage Agency」代表の神原一郎です。

皆さんはおみくじはお引きになりましたか？
私も初詣に出かけ、運試しにおみくじを引いてまいりました。
出たのは「吉」。
うーーん・・・微妙。
もちろん大吉を期待していたので、ちょっとがっかり。
しかし、内容を読んでご機嫌。
「公事・訴訟・縁談・商売すべての事はみな心のままに成就する」
「吉」でしたので内容も少しマイナス面が多いのかと思いきや大満足でした。
「吉」でこれなら「大吉」っていったいどんな内容なんだろう？と興味がわいて興味が沸いてきますよね。
私のおみくじの話はおいておいて、本題に参りましょう

進化しているおみくじ

一般的におみくじを引いて出る運勢は下記のとおり。
左から順に運勢が良いとされています。

大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶

当然ながら私はコンプリートしたことは無いです（笑）。
この一般的な運勢の他に今回お話する「進化」した内容が一部の神社で現れ始めています。

・【大大吉】大吉の上に位置する最幸運な運勢。
　出現社：伏見稲荷大社（京都市伏見区）、御金（みかね）神社（京都市中京区）、大阪府吹田市の泉殿宮（いづどのぐう）、神戸市兵庫区の松尾稲荷神社でお目見えしている。

・【吉凶交交（きっきょうこもごも）】順位は中立。字のごとく吉凶が入り乱れている意味を持つ。
　出現社：上記同様、厳島神社（広島）など

・【吉凶未分（いまだわかれず）】これからの行い次第で吉にも凶にもなりうる的な意味らしい。
　出現社：上記同様、厳島神社（広島）など

その他にも「凶後大吉」など伏見稲荷大社では平安時代より「凶」が存在してません。

今のところは名のある神社が実施しているようですが、今後はこの「新しい運勢」の波は広がっていくかもしれません。

なぜ今新しい運勢が登場しているのか？

一番の理由は「不幸が多い世相に少しでも明るい希望を」というところだそうです。
確かに、景気は上向いているとはいえ、効果が表れているのは一部上場企業あたり。地方や中小企業ではまだまだ効果があるとは言えません。
経済の不安定は人の心を狂わせます。
年末から今日にかけても殺人事件などが後を絶たずに報道されています。

ほんの少しの進化かもしれませんが、「人の心に明るい希望を与える」この神社の方々の行動はとても素晴らしいと私は感じました。
一般企業でも「お客様のために」とサービス向上を目指しています。
当然目的は顧客満足向上による収益の向上があっての行動ですが、神社の方々はそれより上位の「人の為に」という無償の愛が感じられます。
新しく設けられたこの一言の「運勢」によって勇気づけられ、社会の為に素晴らしい行動を起こす方が現れるかもしれません。

「小さなおみくじの進化」。本当に小さい事かもしれませんが、私はここから改めてサービスのあり方を考えさせられた事象でありました。