性格を分析する手法は色々あります。
今回のテーマで出てくる手法はドイツの精神病理学者エルンストン・クレッチマー氏が打ち出した
「体型-気質類型論」と呼ばれるものを元にしたお話しです。
この理論を打ち出すきっかけは彼が臨床精神科医として患者さんに向き合ううちに「体型と性格に関連性があるのではないか?」と気づいた点からと言われています。
気分にむらがあるそううつ質の人は太った人が多く、正しいことをしているかと思えば支離滅裂なことをする分裂気質のかたは細い方が多いなど。
実際に「型」を特定するには、性格研究の「類型論」に基づき、いろんなテストによって情報を集め、分析します。
そして、この分類の型も大きくは3タイプですが、その下に中項目、小項目などがあり、かなり複雑。
実際のところ、大半の人ははこのたくさんの分類が絡み合っている「ベースとなる型との混合型」です。
とにかく、実際に分析するとなると大仕事。
しかし、私たちがお会いしたばかりの人にそんなことはできませんよね。
「ちょっと、このテストをお願いします。」
なんて言った日には、その時点で「なんだこいつは?」となり、うまくいくものも行かないでしょう。
ですので、「おおよその性格はこんな感じだろう」という情報に留めておいてくださいね。
実際に表面に現れているかどうかはご本にの対人スキルなどにもよりますので、深層的には秘めているとおとらえください。
体型分類の代表の3タイプ
1.「細長型」
<代表的な体型特徴>
・痩せていてひょろ長い
・手足が長い
・顔も痩せて彫が目立つ
・顔色が青白い
・顔を含めた皮膚が乾燥気味
<代表的な気質特徴>
・真面目
・物静か(非社交的)
・知性的(論理や筋だったことを好む、観察力が高い)
・内気、消極的
・ナルシスト傾向(非現実的な所もあり)
2.「肥満型」
<代表的な気質特徴>
・全体的にずんぐり
・手が柔らかく短い
・皮膚が薄目、毛細血管が浮き出ているくらい
・顔色は赤みがかっている
<代表的な気質特徴>
・社交的
・親切
・温和で明るい時と静かに考え込むような状況が周期的に表れる
・周期的に明暗が入れ替わる為、考えに一貫性が無い場合も
3.「闘士型」
<代表的な気質特徴>
・それほど長身ではないが肩幅が広くがっちり
・骨太で筋肉質
・顔面もたるみが無く引き締まっている
<代表的な気質特徴>
・義理堅い
・礼儀正しい
・頑固
・人の気持ちを読み解くのがやや苦手
・正直
・熱中しやすく興奮しやすい
まとめ
これを読み終わった後、身近な気になる人を思い浮かべてみてください。
「なるほどー」と思う反面、「これは違うかな?」と思うところがあると思います。
「細身で神経質な所はそうなんだけど、明るい時はめちゃ明るいねー」とかもあります。
こんな時は血液型が関係して前面に出ている場合もあります。
また、「あの人闘士型っぽいんだけど、自由奔放だよねー」って時は「生まれ順による末っ子特性」が影響しているかもしれません。
→ご興味あれば「誕生順による性格の違い」
このように、実際はいろんな要素が絡み、表面化しています。
あくまで統計に基づく体型による気質の現れ方ですので「100%これ!」ではありません。
「こういう体型の時、こんな感じが表れやすい」と留めてくださいね。
ファーストインプレッションで頭に「こんな感じかな」と留め、実際に会話してみて内容、口調、態度でおおよそが更に明確になっていくと思います。
それからこちらの対応の仕方も柔軟に変化させていけば、何も知らない時よりはずっとお相手からは好印象に映ると思います。
人とお会いした時に上手くいかない方。
意中の人ともっと親しくなりたい方。
関係を良くする一つの武器としてご参考頂ければ幸いです。
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